子育てをする中で、絵本に触れる機会は多いと思います。
現在、うさぎは保育科の学生さんたちと絵本から遊びへの展開をしようという授業をしています。
まずはグループで個人で絵本研究をしてもらい・・・・グループに分かれて一冊絵本を選んでから、それを指導案に落とし込みながらどのように子どもたちと絵本の世界のイメージを共有しながら遊びを展開するか?といった活動です。
学生さんたちがいろいろな絵本を調べていると、幼いときに自分が親しんだ絵本を見つけて、この物語が大好きだった。どこに感動したか?を大人になった彼女や彼らの視点でや、子どもの時にどうして好きだったのかを言語化して伝えてくれます。
心の琴線に触れる絵本が誰でも一つはあるのではないかと思います。
100万回生きたねこ
どちらかというと大人に人気が高いといわれていますね。
転生の漫画や小説はたくさんありますが、この絵本はその先駆け?笑
ボーイミーツガール・・・の表現が適切かはわかりませんが・・・
輪廻転生を繰り返している猫はたくさんの人間や生き物に出会って、大切にされてきましたが、自分が大事にしたい相手や、感情を揺さぶられる相手に出会うことはなく、何度も死んで何度も生き返るという彼の人生を読み進めていくとだんだんと強い虚無感を感じ、カラーの絵本のはずなのに、白黒の絵本を読んでいるのかと錯覚してしまいます。
最後の転生でパートナーとなる女性猫に会ってから、彼の世界は段々と色づいていきます。
最後はパートナー猫が亡くなり、彼も転生することなく死ぬのですが、パートナーの死を悲しみ、寄り添うように死んでいく彼の姿にホッとし、死んだ彼に「本当によかったね」と声をかけたくなる・・・・
死を喜べる絵本はかなりめずらしいのかもしれません。
うさぎは我が子たちが生まれたときから、ずっと持ち続けている一つの願いがあります。
それは。。。
どうか彼らが孤独でありませんように
私がなくなった後、彼らが思う大事な人と一緒に過ごせていますように・・・
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