うさぎが勤務していた児童相談所というのは実にいろんな経歴の方がいらっしゃって・・・。
元教員、元警察官、保育士、社会福祉士、心理士、看護師、保健師・・・・
1年間、家庭裁判所の調査官の方とお仕事をしたことがあります。
その方は大学は心理学部を卒業し、家庭裁判所に採用され2年間みっちりと
国内、海外の心理の専門家から研修を受けたそうです。あの河合隼雄さんの研修講義もみっちりと受けたそう(うらやましい)
その方がおすすめしていた滝川先生の本
滝川一廣さんの著書
子どものための精神医学
手垢や持ち歩きでボロボロになっているのですが、この方の本は
医学の専門書でありながらも平易な文章で読みやすいので、現場で子どもとの関係で葛藤している渦中にいる人には響く本だと思います。
豊富な実践経験からくる見識が随所に盛り込まれています。
その後の具体的アプローチは書かれてはいないのですが、あの時の子どもの心のうち、行動への理解の手掛かりになる本です。
うさぎにとっては、上っ面だけで理解したような気がしていた発達障害や子どもの心理に関する見識や理解を深く落とし込んでくれるような、深海にもぐるときに必要な酸素ボンベのような役割の本です。
そしてなによりも、文章から子どもへの温かいまなざしを感じることができます。
他の専門書と比べ平易には感じるとはいえ、やはり専門書なので気合を入れないと頭が追いつかない時もあります。
そして、1度読むだけでは理解できない。
それでもすらすらとそして何度も何度も読んでしまうのはこの暖かさの所以なのだと思っています。
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