うさぎが10年ほど前に大学に編入して、心理学やカウンセリンング、特別支援などを学んでいたときに、友人から薦められた本
友人が当時、著者の鷲田清一(わしだきよかず)さんと一緒にお仕事をしていて、大阪大学の総長就任という華々しい経歴もさることながら、人柄に関してのエピソードを聴いていたので、すぐに手にとって読んでみました。
そこに記されていた。哲学や現象学の専門家である著者のことば
【「聴く」ということは何もしないでただことばを受け止めるという単純な受動的な行為ではない「聴く」(傾聴)ことは他者の自己理解の場をひらく力を感じる。それは介添え(世話をすること)や産婆術(問答を通じて、相手の知識のあいまいさや矛盾を指摘し、無知の自覚を呼び起こすことによって、正しい認識を生み出すように導く力)と同じような力を感じる。】
この後、うさぎが児童相談所で相談業務に従事したり、社会的養護の施設現場、専門学校生からの人生相談相手に選ばれる中で、この本の、このことばに支えられながら10年以上傾聴を実践してきて・・・・・。
うさぎ自身のことばをこの名著に付け加えるならば
【対人援助をする際、産婆術や介添えに使うエネルギーと同等、それ以上に傾聴へのエネルギーを使ってはじめて、その力を感じる。】
名著と実践と一考察でした。
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